私たち「障がい児・者 すくすく応援隊 実行委員会」は、 障がい児・者とそのご家族を応援する団体です


「正しい靴選びを応援します」


 
19973月、当時私が勤めておりました天神エルガーラ(博多大丸)の子ども靴売り場で「足サイズ測定サービス」が始まりました。その後、多くの靴販売店に引き継がれた「足サイズ測定」は、健常児()のみならず『障がい児・者』とご家族様に、成長記録として多少はお役に立てたのではと自負しておりました。

しかし今春、福岡市内の児童発達支援センターで「わが子の足(長)のサイズをご存じですか」と調査していただいたところ、ほとんどの保護者の方が「知らない」と回答され、私はショックを受けました。言葉の遅れや知的障がいのあるお子さんは、靴の履き心地を保護者にきちんと伝えることが難しい場合があります。そのため歩く機能に支障をきたすこともあります。

そこで、私は同じ志を持つ皆さんと「障がい児・者 すくすく応援隊」実行委員会を設立し、靴選びの合理的配慮として「足長測定とプロのアドバイスサービス」を取り入れ、安全で快適な生活の支援を目指すことにいたしました。

具体的には、「障がい児・者すくすく応援隊」実行委員会が無料で発行いたします「すくすくカード」を靴販売協力店舗様に提示しますと、継続的なサイズ測定とプロの丁寧なアドバイスを受けることができ、お子様の成長に少しでもお役に立てるよう、おもてなしさせていただきます。

 また、「裂足症(れっそくしょう)」などで靴を履けない方へのプレゼントや国内外の大規模災害等の復興支援のための「すくすく義援金BOX」の設置活動も行っています。活動は本年12月から開始し、少しずつ支援の輪を広げていきたいと考えています。                                (代表 阿部 修)